投資信託を始めたいが、なにをすればいいかわからない。
社会人1,2年目で資産運用について知りたい
投資で騙されたくない。
そんな方へ。
今回は「投資信託を始めるのに気を付けること」を紹介します。
私は1年前は投資の「と」の字も知りませんでしたが、気が付いたら投資信託で+10万円の含み益になってました。
そんな私から投資信託初心者へ伝えたいこと。
結論から言うとそれは、
「①基礎知識をすばやく学び、②なるべく早く始める」です。
「そんなことかよ!」と思われた方すみません 笑
でも1年半たって「これが一番大事だったな」と思ったので聞いていただけると嬉しいです。
理由をひとつずつ紹介していきますね。
基礎知識をすばやく学ぶ
まず「カモ」にされるのを防ぐ
まず騙されないように情報を集めましょう。
ある程度勉強しないと「やばい、知らないうちに高い手数料を払っていた」なんてことになりかねません。
悪質な携帯ショップ店員に、いらないオプションを付けられるのと同じです。
携帯の料金プランについてある程度知っておかないと、本当にオプションが必要か判断できません。
投資信託を始める前にも、騙されないために情報を集めましょう。
投資信託 初心者向けの本3冊
「じゃあ、どうやって情報収集すればいいの?」という話になるので、初心者向けの本を3冊紹介しますね。私が投資信託を始める時にも大変お世話になった本です。
図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
野村投信、住友信託など数々の金融機関を経て、現在楽天証券に在籍中の山崎元氏の本。
比較的リスクが低い「堅実な」投資法を初心者向けにやさしく解説してくれます。実際におすすめの金融商品も掲載されているので、参考にすることもできますよ。
貯金感覚でできる3000円投資生活 デラックス
家計再生コンサルタント横山光昭氏の少額投資におすすめ本。
4人家族、夫婦2人など様々な家族構成での投資生活の事例が見れるのでおすすめです。
投資する仕組みをつくれば、貯金と投資が同時にできると知れた一冊でした。こちらも著者おすすめの金融商品が紹介されています。
みんなが欲しかった! FPの問題集 3級 の「金融資産運用」の項目のみ
FP(ファイナンシャルプランナー)検定の教科書。教科書全部は量が多いため、「金融資産運用」部分のみで十分です。
検定試験の教科書であるため客観的な視点で学ぶことができますよ。
例えば「投資信託」に関わる運用会社や手数料についてなどわかりやすくまとめられていました。ネットの情報(このブログも含めて)に左右されないためにもこうした本を買っておくのもおすすめです。
なるべく早く始める
ある程度の情報収集ができたら、なるべく早く投資信託を始めましょう。
「え、なんで急かすような言い方をするの?」と思うかもしれません。
これには3つの理由があります。
”準備万端”は一生来ない
投資信託で「絶対得する」「必ず利益がでる」商品はありません。
だって未来は誰にもわからないですから。
新型コロナウイルスを予測できた人がいなかったのと同じように、経済状況の完全な予測は不可能なのです。。。
いくら過去の事例を勉強しても、未来について完全に準備することは難しいでしょう。
もし準備できたら、今頃みんな大儲けしているでしょう。
投資期間が長いほど有利
一般的に投資期間は長いほど有利と言われています。
なぜなら、短期間で勝つより長期的に勝つ方が簡単なんですね。
株や投資信託で短期間で利益を上げるって難しいです。
株価って女優が結婚しただけで変動するんですよね。。(笑)
それくらい不安定なんです。
だから短期間で利益をあげるのは難しい。
では「20年」でみたらどうでしょう。
20年の間で世界経済全体は成長し続けています。
引用元:IMF(国際通貨基金)
これはIMF(国際通貨基金)が出している実質GDP(経済成長率)の推移です。
世界全体で実質GDPがマイナスになっているのははわずか。上下はありますが成長率はプラスになっています。
このように世界全体の経済は成長し続けている、とみることができます。
ガッキーが結婚するか予測するより(短期間で勝つ)
世界経済全体が成長すると予測する(長期間で勝つ)
ほうが簡単ですよね。
全世界の株式で構成されている投資信託を早めに買えば、世界経済成長の恩恵を受けやすくなります。
そして投資信託には「複利」が働きます。
「複利」とは「利子が利子を生む」ということで、資産が雪だるま式に増えていくことを指します。
例えば100万円投資して年利5%(1年で5%資産が増える)で考えると、
・1年後は105万円(100万×5%=5万)
・2年後は110.25万(105万+5.25万←(105万×5%))
・3年後は115.7625万(110.25+5.5125万←(110.25万×5%))
と資産は増えていきます。
上記の例だと「1年目に増えた5万円」にも、2年目には利子が働くということです。
このように投資信託を含めた株には「複利」があるので、早く始める(長期投資)のが有利になります。
年利は年によって上下しますが、世界経済全体で考えれば長期的にはプラスになる可能性が高いです。(もちろん絶対ではありません)。
資産運用について考える機会が少ない
あなたは資産運用についてどれくらいの頻度で考えますか。
そしてどれくらいの頻度で資産運用を変更しますか。
今週は株を買って、来週は投資信託を買って、、みたいに
資産運用の方法を毎週変えてるって人はあまりいないと思います。
つまり資産運用について考える機会は少ないんです。
「投資信託を買うのめんどくさいからまた今度でいいや」となったら次に資産運用について考えるのは1年後、もしかしたら5年後かもしれません。
投資するかは自己責任ですが、長期的にみれば勝率が高い投資信託で、時間を味方にしないのはもったいないと思います。
めんどくさいことだからこそ、早めに始めてみませんか?
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