「人間関係に疲れた」
「会社や学校での気遣いに疲れてしまうことがある」
「人と一緒にいると疲れる」
こう感じている方いませんか。
そんな方はもしかしたら「HSP」かもしれません。
HSP(Highly Sensitive Person)とは「周りからの刺激を過度に受けやすい人」のこと。
会社や学校で周りの音、会話、視線などが気になってしまい、人といるだけで疲れてしまう人のことです。
ちなみに私も相手の表情などが人より気になってしまう
HSP(繊細さん)です。
そして繊細さんに是非読んでほしいのが「『繊細さん』の本」。
この本は、HSP専門カウンセラーの武田友紀さんが書かれた本で、
HSP向けの本として45万部を突破しています。
今回は私が「『繊細さん』の本」を読んで良かった事を3点紹介します。
「無理に自分を変えなくて良い」という言葉に安心した
著者は、HSPは克服するものではなく上手に活かすものと述べていました。
「繊細さんは生まれ持った自分のまま、繊細な感性や感情を大切にしたままで、もっと 元気 に 生き て いけるのです。」
武田友紀. 「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本 (Kindle の位置No.431-432). 株式会社 飛鳥新社. Kindle 版.
この「克服する必要はないよ」という言葉に私はとても安心しました。
私は今まで「HSP(繊細さ)な部分をどうにか克服すべきもの」
と考えていました。
「人間関係にこんなに疲れるなんて、社会に向いてないかな」
「体力ないのかな」
とかなりネガティブになってました。
そのため「無理に自分を変えなくて良い」と知った時
そのままの自分を認めてくれたような
大きな悩みが1つ消えたような
不思議な安心感を覚えました。
「無理に自分を変える必要はない」と優しく語りかけてくれるこの本に
きっとあなたも安心すると思います。
具体的な対処法を提案してくれる
この本は「ありのままで生きよう!」という抽象的な結論でおわる本ではありません。
実生活での対処法を提案してくれています。
例えば
・視覚の刺激を物理的に防ぐ→メガネやコンタクトレンズの視力を下げる
・楽しい予定の後に「なんにもしない日」をつくっておく
・相手と距離を置きたい時はペンなどの物を置く
などなど・・
会社や学校での活動中、家で休む時など場面ごとに使える対処法が、
この本には34個の対処法が提案されてました。
どれも具体的で、なぜ有効なのかの理由も書かれています。
残りの対処法が気になる方は、是非本を手に取って確認してみてください!
「自分の本音」を意識するようになった
働き方などの将来に関して、「自分の本音」を意識するようになりました。
HSPの特徴として
「周りからの期待」を「自分の本音」だと勘違いしてしまう傾向があるようです。
例えば本人は「医者になりたい!」と言っていても
本当は「親からの期待」で自分は医者になりたいわけではなかった、などですね。
私も「周りからの期待」と「自分の本音」は混ざりがちでした。
人からの期待を感じ取れてしまうし、期待に応えたいと思ってしまいますから。。
どうすれば「周りからの期待」と「自分の本音」を区別できるのか?
その具体的な方法についても本書には書かれていたので、
これから意識的に「自分の本音」を聞いていきたいと思います。
まとめ:自分の中の「繊細さん」と向き合える
私は「繊細さんの本」を読んで、
①「無理に自分を変えなくて良い」という言葉に安心し、
②具体的な対処法を提案していただき
③「自分の本音」を意識するようになりました。
そして読み終わった時、自分の中の「繊細さん」と向き合えた気持ちになりました。
「人といると疲れてしまう」「気遣いで疲れてしまうことがある」あなたはきっと「繊細さん」です。
皆さんも自分の中の「繊細さん」と向き合ってみませんか?
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